今回は成人漫画が元ネタのネットミームたちを紹介していきます。
あなたはどれぐらい知っていますか?
紹介した作品一覧
「くそっなんでこの私が無職なんだ 偏差値70だったこの私がぁ!!!」
高学歴貧困を象徴するネットミーム
このひとコマに見覚えあるひとは多いのではないでしょうか
こちらは青木幹治先生の「姉ちゃんの逆恨みっくす」という近親系漫画が元ネタ
真面目に勉強しまともな大学を出た姉だが
就活に失敗して3年、実家暮らしの引きニートになっていました
まともだしかわいいのに職も金も男もいない
それもこれも面接官や同級生、小馬鹿にしてきた親戚など
全部あいつらのせいだ、とカッターを手に持ち玄関に向かいます
自暴自棄になったものの
根はまともなのでそんなことできるわけもなく
本来ならおしゃれな職場でイケメン彼氏と付き合って
幸せな人生を送っていたはずなのに、このまま男を知ることもなく朽ちていくのかと悔し泣きをします
そんなタイミングで弟が帰宅
カッターを片手に涙を流す姉
それを見て勘違いをする弟
何も起きないはずがなく…というお話
定期的にX上でバズるミームですが
元ネタが成人向け漫画であるということを
知らない人も多いのではないでしょうか
ぜひ読んでみてください
「何も起きないはずがなく」
さきほどの紹介でも使ったこの言葉
SNS上でミーム化されたこういった画像を
見かけたことがあるひとも多いかもしれません
こちらの元ネタはBL漫画
「7日間。~ノンケはゲイに目覚めるのか?」にて
電子書籍版に使われた広告のキャッチフレーズの一部なんですよね
本来の元ネタ
「男同士、密室、7日間。何も起きないはずがなく」で
X上で普通はなにも起きないだろ、とツッコミがされる形でバズり
なんJ民などが使い始めて見事ミーム化されました
BLものは市場が限定的ですし
広告自体も対象範囲が狭いはずなんですが
あまりにキャッチーで汎用性が高すぎるフレーズなので
止まることなく拡散されてしまったと推測されます
興味があるかたは手にとってみては、アッー!
がんばれ♡がんばれ♡
こちらの文言もみたことあるひとが
多いのではないでしょうか
元ネタは伊藤ライフ先生の作品
これっていう核となるような作品は特にないのですが
伊藤ライフ先生の同人が
全体的に気の弱い男性に対して
女性が優しく励ますように接する
シチュエーションが多いので
そのなかにちょくちょく
がんばれ♡がんばれ♡
がんばれがんばれー♡
と応援するセリフが出てくるんですよね
いつしかネットの民が使うようになり
その影響で伊東ライフ先生に認知され
ネットミーム化されたわけですね
伊東ライフ先生は同人作家でありなりがら
イラストレーター、Vtuberとしても活動しており
その人気のはかなり根強いものとなっています
2020年末に発売された
過去の作品をすべて電子化してまとめた集大成
「伊藤ライフ大全」は2万超えの作品にもかかわらず
レビュー満点大ヒットしているほど
応援というジャンルを築いた
伊東ライフ先生の漫画を読んだことないひとは
ぜひ手にとってみてください
やったねたえちゃん
古くから伝わる伝説のセリフ
「家族がふえるよ」「やったねたえちゃん」
こちらを聞いたことがないひとって
日本に存在しているのでしょうか?
こちらはカワディMAX先生の作品
「少女奴隷スクール」に収録されている
コロちゃんという作品が元ネタです
母親に捨てられ施設に預けられていたヒロインのたえちゃん
彼女の唯一の友達はぬいぐるみのコロちゃん
数年後、母親の兄、つまり叔父にあたるひとが
たえちゃんを引き取りたいと施設にやってくるわけです
そのときに出たセリフが「家族が増えるよ」
「やったねたえちゃん」というセリフです
この未来に期待する幸せな笑顔
それをズタボロに引き裂く鬼畜な物語が話題を呼び
鬱フラグを示すネットミームとしての地位を確立したわけです
ちなみにこの作品
10年越しぐらいに青年漫画として
「やったねたえちゃん」というタイトルで
続編に相当するストーリーが連載されることになります
本作では、たえちゃんがひどい目にあいそうになると
裏の人格が芽生え、コロちゃんに仕込まれた動線をつかって
わるものを切り裂く、必殺仕事人みたいな展開になります
原作では凄惨な目にあって終わる胸糞鬱漫画でしたが
本作では痛快バイオレンス・ハートフル・コミックとして復活したわけです
どうしてこうなった
ピッコマあたりで無料で読めるので
試しに覗いてみてはいかがでしょうか
以上、成人漫画が元ネタのネットミーム4選でした
今後もおすすめの漫画などを紹介していくので
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